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一般歯科(虫歯治療)

できるだけ本来の歯を残す治療

当院の虫歯の治療方針は、なるべく本来の歯を残す治療です。虫歯部分だけを除去し、可能な限り神経を保存します。虫歯が進行する前に、なるべく早めにご相談ください。

なるべく歯を残す治療の取り組み

コンポジットレジンで歯を長持ちさせる

虫歯が小さな場合は、虫歯部分だけを除去し、コンポジットレジンを使って、元の形に修復します。コンポジットレジンは、歯科用プラスチックの白い修復剤で、型取りを必要としません。直接歯に盛り重ねていくので、噛み合わせが自然で見た目も白くてキレイな歯に仕上がります。

正確な診断力で歯を残す治療を目指す

当院では、患者様が訴えている症状、検査やレントゲン結果などを総合的に判断して症状を引き起こしている原因を探り、最善の治療法を検討します。あらゆる角度から診断して、複数の治療法の中から患者様にとってリスクの少ない最善の治療法をご提案いたします。

コンポジットレジンで、
白くて長持ちする歯に

当院では、本来の歯の状態に回復する治療はもちろん、審美面と機能面にも配慮して治療を行います。

コンポジットレジン治療のメリット
治療跡が目立たない

小さな虫歯はコンポジットレジンを使って修復します。コンポジットレジンは、直接歯に盛り付けていく白い歯科用プラスチックの修復剤です。治療跡が目立たず自然な白さになります。また、直接形成できるので、安定した噛み合わせに仕上がります。

プラスの治療で、口元全体を美しく整える

前歯など歯の長さや大きさが不揃いな場合、コンポジットレジンを使うことで全体の歯に調和するように歯の形を整えることができます。例えば前歯に隙間がある場合、コンポジットレジンですき間を埋めたり、両隣の歯の長さが不揃いな場合は、長い歯に合わせてコンポジットレジンを盛り付けたりすると、治療した歯はもちろん口元全体が美しくなり、患者様からも喜ばれます。

治療が困難な場合

治療が困難な場合には、お口の状態や検査結果を総合的に判断した上で歯が残せるかどうかを正確に診断します。保存が可能な場合には最善の治療を行います。

根管治療とは

根管治療とは、歯の根の治療の事です。虫歯が悪化して根の先に病巣ができてしまった場合、根管治療が必要になります。根管治療は歯の寿命を引き延ばす治療で、根の先や根管内(神経が通っている管)を殺菌して無菌化状態にします。

虫歯の進行状況と治療

  • CO

    ごく初期の虫歯

    エナメル質の表面が酸によって溶けた状態です(脱灰)。この段階では治療の必要はなく、歯磨きで自然に治る可能性があります(再石灰化)。
  • C1

    初期の虫歯

    エナメル質が溶けた状態です。痛みやしみるなどの症状がないので、歯科検診などで発見される場合がほとんどです。治療では虫歯部分だけを削り、白い樹脂(レジン)を詰めて、1回で終わらせます。
  • C2

    中度の虫歯

    象牙質まで溶けて穴が空いた状態です。しみたり痛みが出たりなどの自覚症状があり、ようやく虫歯に気付きます。治療では虫歯部分を削って取り、白い樹脂(レジン)を詰めます。大きく削った場合は型取りをして、銀歯や樹脂、セラミックなどの詰め物を製作して歯にはめ込みます。
  • C3

    中高度の虫歯

    虫歯が神経に達して大きな穴が空いた状態で、しみたり、痛みなどの自覚症状があります。治療では、虫歯に感染した部分と抜髄(神経を取る処置)をした後、型取りをして金属や樹脂(レジン)・セラミックの被せ物を製作して歯にはめ込みます。
  • C4

    重度の虫歯

    歯質がほとんど溶けてしまい、根だけが残っている状態です。治療では残っている歯質があれば、虫歯部分と神経を取り除き、型取りをして金属や樹脂、セラミックの被せ物を製作して装着します。残っている歯質がなければ、残念ながら抜歯となります。

予防歯科

予防歯科は、虫歯や歯周病にならないために行う予防的な処置です。歯科衛生士がお口の中をクリーニングして衛生環境を整えながら、お口の健康を維持管理します。

予防では、歯のメインテナンスが歯の延命の決め手になります。
歯医者は嫌な治療のためでなく歯の汚れや着色を除去したり、歯や歯茎の健康チェックと予防のため(メインテナンス)に行くのがとても重要になります。

15年以上の間定期的にメインテナンスをする方とそうでない方と比べた場合、メインテナンスを定期的に受けた方の歯がそうでない方と比べ、歯の寿命を20年延ばせることがわかっています。

お口は身体の消化器官の入り口とも言われています。
歯のメインテナンスにより、歯の寿命を延ばすことができれば生涯自分の歯で生活することも可能になり、健康寿命を伸ばすことが目指せます。

プラークコントロールで
お口を健康にする

予防歯科の基本はプラークコントロールです。セルフメインテナンスとプロフェッショナルケアを定期的に受けていれば、プラークをしっかりコントロールできます。当院の予防歯科では、セルフメインテナンス力を高めるブラッシング指導とプロフェッショナルケア(定期検診)で、お口の中のプラークを徹底的にコントロールします。プラークコントロールがしっかりできれば、虫歯・歯周病予防はもちろん、入れ歯やインプラントも長く使えるようになります。生涯ご自分の歯で食べられるために、当院の予防歯科で健康な歯と歯ぐきを作りましょう。

歯ブラシ選びや歯磨き粉選びならお任せください

当院では歯ブラシの選び方から扱い方、歯の磨き方まで正しい情報をお伝えできます。スタッフが説明いたしますので、歯ブラシ選びや歯磨き粉選びで迷うことがありましたら、お気軽にご相談ください。

【ブラッシング指導】スウェーデン式ブラッシング法で歯を守る

当院の予防歯科で最も力を入れているのがブラッシング指導です。ブラッシング方法には色々な方式がありますが、その中でも、当院が最も効果的な方法と考えているのが、スウェーデン式ブラッシング法です。このブラッシング法は歯ブラシを2本使った方法で、一般的な歯ブラシ1本のブラッシングに比べると、歯のすき間の磨きにくい部分の汚れが落ちて、効果的な歯磨きができます。スウェーデン式ブラッシング法を身に付けて実践していただくと、歯ぐきの状態が安定してきて、予防効果が高まります。効果的に汚れを落とすには、2本の歯ブラシの使い方をしっかり身につけることがポイントです。患者様の歯の状態に合わせた効果的なブラッシング指導で、虫歯や歯周病を防ぎましょう!

定期検診でお口の健康を
総合的に管理

お口の健康を維持するには定期検診が欠かせません。当院では患者さまの症状に合わせたペースで数ヶ月に一度の定期検診を実施しています。定期検診では歯や歯ぐきの状態や出血量、歯周ポケットの深さなどを調べて、お口の健康状態をチェックします。定期検診を継続すると、虫歯・歯周病が予防でき、早期発見・治療にも繋がります。定期検診で虫歯や歯周病のない、健康なお口にしましょう!

【定期検診】歯のクリーニング

当院では、スケーリングで歯石を取り除いた後、歯の表面をきれいに研磨(ポリッシング)して、歯石の再沈着を長期間予防します。スケーリングで汚れと一緒に細菌を取り除くので、虫歯・歯周病を予防し、歯周病も改善します。仕上げにMIペーストを塗って虫歯になりにくくします。

<MIペースト>

MIペーストは、カリウムやリン、ミネラルと、牛乳由来のリカルデントを配合した、歯のトリートメント剤です。スケーリング後、歯をパックするようにMIペーストを塗ると、ミネラル成分が歯に浸透して虫歯を防いでくれます。フレーバーは、ミントや抹茶、チョコレートなど数種類ありますので、患者様のお好みでお選びいただけます。

全身の健康を意識した、オーガニック歯磨き剤!

お口から摂取した物は、消化器官や血管を通って全身に渡ります。当院では、患者様の健康を第一に考え、身体に影響の少ないオーラルケアグッズのご提供に努めています。市販されている歯磨き剤には、フッ素や発泡剤が含まれていますが、健康志向が高まる昨今、これらの健康被害を懸念する声が高まっています。当院で取り扱っている歯磨き剤は、フッ素や発泡剤を含まないオーガニック製品です。お子さまでも安心してお使いいただけます。

小児歯科

お子さまのペースに
合わせた小児歯科

お子さまにはそれぞれに個性があり、歯医者さんが苦手な子もいれば、全然動じない子まで、一人ひとりに特徴があります。診療中の対応も同じで、一人ひとりのお子さまに合わせた対応が求められます。当院の小児歯科では、お子さまの特徴や個性を見ながら、その子のペースに合わせて治療を進めていきます。

怖がるお子さまには、慣れる練習から始めます

歯医者さんが初めてのお子さまや苦手なお子さまに、いきなり治療を始めると不安をあおってしまいます。不安が強いお子さまには、まず歯医者さんの雰囲気に慣れるところから始めます。治療で使う器具の説明や、うがいの練習など、その子のペースに合わせて進めていくので、怖くないことがわかればきちんと治療が受けられるようになります。

頑張ったお子さまには、うれしいプレゼントが

治療を終えると、どのお子さまもほっとした顔をします。最後まで頑張ったお子さまには、おもちゃのプレゼントをご用意しています。どんなプレゼントなのかは秘密です。受付でお渡ししますので、頑張りましょう!

虫歯ゼロのお子さまを
育てる取り組み

ブラッシング指導

虫歯予防の第一歩は歯磨きです。当院では、お子さまに正しい歯磨き習慣が身につくブラッシング指導を行っています。お子さまのペースに合わせながら、歯ブラシの握り方や動かし方など楽しく優しく教えていきます。小児期のお子さまは、がんばって歯磨きをしても磨き残しが出てしまうので、保護者のサポートが必要です。そこで、保護者の方にもブラッシング指導を行っています。染め出しを使った仕上げ磨きのコツも身につきますので、しっかり覚えて虫歯のないお子さまに育てましょう。

食育指導

食べ物が全身の健康を作るように、歯の健康にもそれが大きな影響を与えています。虫歯の多いお子さまの食生活をうかがうと、虫歯を作りやすい飲食物を好んで摂取している傾向にあります。特に炭酸飲料は酸性度が高く、酸によって歯を溶かしてしまいます(酸蝕歯)。また、甘いジュースも糖分を多く含むので、虫歯の原因になります。ジュースや炭酸飲料の代わりにお茶や麦茶にしたり、甘いお菓子を止めて果物に変えるなど、食生活を見直して虫歯のないお子さまに育てましょう。

シーラントで奥歯の虫歯予防

シーラントは、奥歯の虫歯を防ぐ予防的な処置です。奥歯の溝は歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすい部分です。溝に樹脂(シーラント)を埋めて蓋をすると、汚れが溜まりにくくなり、虫歯を防ぎます。

定期検診でお子さまのお口を守る

お子さまの歯を守るためにも定期検診をお勧めしています。虫歯になる前に、定期検診にお越しください。

歯が生え始めたら、定期検診を受けましょう

お子さまの歯が生え始めたら定期検診をおすすめしています。生え始めの乳歯は柔らかくて虫歯になりやすいので、この時期から予防処置を始めると、虫歯になりにくくなります。歯医者さん嫌いも克服できるので、定期検診をぜひおすすめします。

歯周病治療

歯周病は、歯周病菌が引き起こす感染症です。感染すると歯ぐきに炎症が起きて、次第に歯を支えている骨を溶かしていきます。やがては歯が抜け落ちてしまう病気ですが、早期治療をすれば、進行を食い止めることができます。

モチベーションアップ!
気づきを与える歯周病治療

歯周病について理解が不足していると、治療の必要性がわからずに悪化させてしまいます。
歯周病治療は、歯周病について理解を深め患者様自身で治そうとする努力が大切です。当院では、患者様に気づきを与える、歯周病治療に取り組んでいます。

説明で歯周病の理解を深める

他院で治療を受けた歯周病の患者様を診ていると、歯周病になった理由や、治療の必要性を把握していない方がほとんどです。その状態で治療を進めても、思ったような治療効果は得られません。当院では治療を始める前に検査を行い、歯周病についての説明をしっかり行い、患者様に理解を深めていただきます。歯周病検査の必要性や検査内容から始まり、歯周病が悪化すると歯ぐきがどのような状態になり、プラークや歯石がなぜ付着して、歯周病になるのかをわかりやすく話した上で、患者様の歯周病の状態を説明いたします。出血がひどい場合は、鏡に映してみていただき、悪化するとどうなるのかを説明すると、ほとんどの方が治療の大切さに気づいて、真剣に取り組むようになります。

プラークコントロールで
歯周病を克服

歯周病治療で最も重要なことは、プラークコントロールです。歯科医院で行うスケーリングと、毎日の歯磨きを徹底させれば、初期段階の歯周病でしたら根治できます。当院の歯周病治療では、徹底した歯ブラシ指導とスケーリングでプラークをコントロールします。

ブラッシング指導

ブラッシングは、歯周病予防の基本です。歯ブラシ法には色々な方法がありますが、当院では、スウェーデン式ブラッシング法による、ブラッシング指導を行っています。一般的な歯ブラシと部分磨き用の「タフトブラシ」の2本を使うことで、効率よく汚れが落ちて、歯ぐきの状態も改善できます。

スケーリング

歯周病治療の基本ともいえる治療で、歯ぐきから上の歯の部分に付着している、汚れを丁寧に取り除く治療です。スケーラーと呼ばれる専用器具で、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間に付着したプラークや歯石を、1本1本除去していきます。汚れと共に細菌も取り除くので、歯周病の原因菌の数が減り、歯周病になりにくい環境になります。歯と歯ぐきの間の汚れを除去することで、歯ぐきが引き締まって状態が良くなります。

SRP(スケーリング・ルートプレーニング)

歯ぐきから下にある歯周ポケットの奥深くに付着した歯石を取り除く処置です。歯周ポケットの内部にスケーラーを入れて、付着した歯石を1本1本かき取るように除去します。必要に応じて麻酔や笑気ガスを使用します。

歯周外科

歯周病が悪化してスケーリングやSRPでは症状が改善しない場合は、外科的な処置を行う歯周外科の対象となります。フラップ手術やエムドゲインによる再生療法など複数の治療法があり、症状に応じて選択します。なお、当院ではスケーリングやブラッシングを徹底しているので、歯周外科になるケースは、ほとんどありません。

歯周病の進行と治療

歯周病は、初期段階から中期~末期へと進行し、進行状況によって治療法が変わってきます。

初期の歯周病

歯と歯ぐきの間に溜まっている汚れ(歯垢や歯石)に細菌が繁殖して、歯肉炎を起こしています。この段階では自覚症状がありません。治療は歯のクリーニングを数回行い、併せて毎日の歯磨きで完治できます。

中度の歯周病

歯石が増えて、出血や口臭などの自覚症状が現れます。骨の後退も進み、歯周ポケットの溝が深くなって歯がぐらつくようになります。治療はスケーラーと呼ばれる専用器具を使って、歯周ポケット内部に付着した歯石を取り除きます。なお、歯周ポケットの溝が深い場合は、麻酔をかけて行います。

重度の歯周病

さらに悪化して、歯肉が化膿して骨の後退や歯のぐらつきが大きくなります。この段階になると、通常の治療では根治が望めず、外科的処置の対象となります。それでも治療が難しい場合は、抜歯になります。

入れ歯(義歯)

皆さんは、入れ歯を作る時にどんなことに期待していますか?見た目や機能性、噛み心地など、人によって求めるものは違います。見た目と機能性を考えた、ぴったりかみ合う入れ歯をご提供いたします。

快適な入れ歯 三つのこだわり

違和感の少ない快適な入れ歯

当院では誤差や違和感の少ない精密な入れ歯をお作りいたしますので、入れ歯を快適にお使いいただけます。

違和感の少ない快適な入れ歯

入れ歯を装着すると、素材や作り方によって「入れ歯」だと気づかれることがあります。入れ歯は、なくした歯の代わりとなる人工歯なので機能性が重視されますが、毎日使い続けるには、審美性も重要な要素です。見た目も大切に考え、入れ歯だと気づかれない入れ歯作りを心がけています。

入れ歯専門の技工所に発注

入れ歯作りの得意な技工士を選ぶことで、精度の高い入れ歯に仕上がります。当院は、入れ歯を専門とする技工士に入れ歯の製作を発注しています。入れ歯作りに精通しているので、誤差の少ない精密な入れ歯に仕上がります。

新しい入れ歯を作る場合

今まで使っていた入れ歯に不具合がある方は、歯ぐきの状態が悪くなっていますので、今お使いの入れ歯を調整して、噛み合わせをよくし、歯ぐきの状態を安定させます。それから新しい入れ歯を作ると、誤差の少ないぴったりかみ合う入れ歯に仕上がります。

当院の入れ歯

当院では、自費の入れ歯から保険の入れ歯まで、様々な種類の入れ歯をお取り扱いしています。ご提案では素材ごとに特徴がありますので、それぞれのメリット・デメリットを説明した上で、患者様のお口の状態やニーズなどに合った入れ歯をご提案いたします。

【ナチュラルデンチャー】目立たない入れ歯

金属の留め具がない目立たない入れ歯です。特殊な樹脂素材を使っているので、歯ぐきに優しくソフトで違和感がありません。歯ぐきを覆う部分は歯ぐきと同じ肌色なので、見た目が自然で周りの人に気づかれずに使用できます。患者様からは「見た目が気にならないので、快適です」と好評です。

【金属床】丈夫で耐久性に優れた入れ歯

床部分に金属を使った入れ歯です。薄いため違和感の少ない装着感です。食べ物の温かさや冷たさを損なわずに食事が楽しめるようになります。

【保険の入れ歯】プラスチックの入れ歯

保険でお作りする入れ歯です。プラスチック素材の入れ歯で、自費の入れ歯に比べると厚みがありますが、短期間で治療が終わり治療費を抑えることができます。

親知らずの抜歯

親知らずは、10代の後半から徐々に生えてくる歯で、第三大臼歯または智歯(ちし)ともいわれ、奥歯(大臼歯)の中で最も後ろの位置にある歯です。1番奥なので磨きにくく歯ブラシが届かないので磨き残しがとても多く、虫歯になる方がほとんどです。
親知らずの虫歯に気付かず治療が手遅れになってしまう方も多いので、虫歯でぼろぼろになってしまった歯を抜歯することになります。そうなると難抜歯になってしまいます。
また根が横になったり斜めになって生えてくると炎症を起こしたり、他の歯に影響を与えることがあるので、早めの抜歯をおすすめします。

当院の親知らずの抜歯

親知らずの抜歯は痛くて辛いと思っている方も多いようですが、当院では数分で抜歯が終わり、痛みや苦痛が無いことがほとんどです。患者様の中には、あまりにもあっけなく抜けたので、次の機会に2本一緒に抜歯をした方もいらっしゃいます。抜歯後の腫れや傷みもほとんどありませんので、親知らずでお困りの方は、早めの抜歯をおすすめします。

抜歯はスピーディが命

理想的な抜歯はスピーディに処置することです。当院では、素早く安全に処置致しますので、親知らずに関してお悩みの方は安心してご相談ください。

正確な診断であらゆる親知らずに対応

親知らずの確認は、通常はレントゲン写真で診断します。レントゲンで、親知らずの根が神経や血管に近い場合は、正確に把握するためにCT診断を行います。大きな外科処置が必要な場合には、提携先の口腔外科をご紹介いたしますので、そちらで抜歯をしていただくようになります。

親知らずは、どうして抜歯した方がいいの?

親知らずは奥歯の最も後ろに生えている歯です。正常に生えてきた場合でも、歯ブラシがあたりにくいため衛生環境が悪くなり、虫歯のリスクが高くなります。さらに横になったり斜めに生えたりすると、隣の歯を押して歯並びを悪くします。また隣の歯と重なって生えてくると、歯周病リスクも高まります。残しておいてもデメリットが多くなるので、生えてきたら早めの抜歯をおすすめします。当院では、あらゆる症例に対応いたしますので、親知らずでお困りの方はいつでもご相談ください。

親知らずがあることでのデメリット

  • 歯周病リスクが高まる
  • 歯ブラシがあたりにくいので、虫歯になりやすい
  • 隣の歯を押して、歯並びを悪くする
  • お口の中の衛生環境が悪くなる

スポーツマウスガード

アメリカンフットボールやアイスホッケー、格闘技など激しいスポーツは、身体がぶつかり合った衝撃で口腔内を傷つけたり、脳震盪(のうしんとう)を起こすことがあります。これを避けるために使用するのがスポーツマウスガードです。

スポーツマウスガードならお任せください

スポーツマウスガードがあれば、プレイに集中できて能力や実力を存分に発揮できます。安全な状態でスポーツを楽しんでいただきたいと考えていますので、お気軽にご相談ください。

スポーツマウスガードを
装着するメリット

スポーツマウスガードは、ラグビーやテコンドーなど、スポーツ時の衝撃を和らげるために使用するマウスピースです。特にアメリカンフットボールとボクシングをはじめとする格闘技では、競技中のスポーツマウスガードの装着が義務付けられています。

スポーツマウスガードの目的は、大きく分けると次の三つになります。

  • 【1】歯自体の損傷
  • 【2】口腔内の裂傷
  • 【3】脳への衝撃の緩和

スポーツマウスガードを装着することで、ぶつかり合った時の衝撃が和らぎ、口や顎などへのケガを防ぐことができます。またマウスピースを装着して歯を噛みしめると、首周りの筋肉が強くなります。首がしっかり支えられると、衝撃を受けても頸椎が損傷したり、脳に与えるダメージを軽減することができます。
更に競技中に装着すると、踏ん張った時に力が入り、スポーツのパフォーマンスが向上します。激しいスポーツ以外でも、ゴルフや重量挙げなど全身を必要とするスポーツでは、飛距離が伸びたり、通常よりも重いバーベルを持ち上げられるようになります。

スポーツマウスガードの効果を
発揮するスポーツ

アメリカンフットボール、ラグビー、サッカー、アイスホッケー、ボクシング、重量挙げ、ハンマー投げ、レスリング、テコンドー、空手道、柔道、剣道、キックボクシング、フリースタイルスキー、バスケットボール、ハンドボール、ラクロス、インラインホッケー、アグレッシブインラインスケート、野球など。

口内炎

口内炎治療

当院の口内炎治療には、レーザー治療と薬剤治療の2種類ご用意しております。

口内炎レーザー治療

たった1回の施術で痛みが軽減します。
※保険診療になります。

薬剤塗布、薬剤処方

お薬によって痛みを軽減します。

口内炎とは?

お口の中に白い突起物のようなものが発生し、そのまわりが赤く炎症を起こして痛みを伴うものを口内炎と言います。炎症を起こしている患部に刺激を与えると、さらに強い痛みになるのが特徴です。

口内炎が起きる原因

口内炎は、食生活や栄養不足・精神的なストレス・口腔内への刺激や食事から受ける刺激など、様々な原因によって発生すると言われています。
急な痛みや大きく腫れているなどの症状がみられる場合には、当院までお気軽にご相談ください。

インプラント

インプラント治療

インプラント10年保証

※定期的にメインテナンスに通っていただける方に限ります。

インプラントは、歯をなくした部分の顎の骨に歯の根の代わりとなる人工歯根(インプラント体)を埋入して、噛み合わせを回復する治療です。入れ歯やブリッジでは得られない安定した噛み心地と、自然の歯とほとんど変わりのない、美しい歯を手に入れることができます。

高い成功率を誇るインプラント手術

当院は、日本口腔インプラント学会に所属する、質の高いインプラント治療に取り組む歯科医院です。CTによる正確な診断と綿密な治療計画、治療前のクリーニング、万全の体制で臨む手術、その後のメインテナンスと管理により、質の高いインプラントを提供しています。

不安を取り除くためのインプラント治療の取り組み

インプラント治療は手術が伴うため、最初は誰でも不安です。当院では、インプラント治療の不安を取り除く取り組みを行っています。

  • 01

    時間をかけた丁寧な説明

    手術の内容について、分かりやすく丁寧な説明を心がけています。また、痛みや腫れはほとんど出ない様に万全の体制で手術を行います。

  • 02

    CTによる正確な診断

    CTで正確に診断して治療計画を立案します。CT画像から、骨の厚みや長さ、深さ、骨の状態がわかり、埋入可能かどうか明確に判断できます。それをもとに使用するインプラントの種類や埋入位置をシミュレーションします。

  • 03

    歯周病のコントロール

    歯周病のある方は、歯周病治療を終えてからインプラント手術を行います。歯周病のある状態で手術をすると、インプラント周囲炎などのトラブルを引き起こします。安定した状態を長く持たせるためにも、歯周病のコントロールを大切に考えています。また、プラークコントロールができていない方も同様なので、歯のクリーニングをして口腔内環境をきちんと整えてから手術をします。

  • 04

    手術中は、リアルタイムで全身管理

    手術時には、血圧や心拍数が上昇して体調が悪くなることがあります。術前・中には、血圧測定を行い患者様の体調を見ながら手術を進めます。手術室では、助手が患者様の様子を常に見守っています。不安や緊張が和らぐように、進行に合わせてお声をかけたり体調管理をいたしますので、安心してお任せください。

  • 05

    メインテナンスの大切さ

    インプラントを長持ちさせるには、治療後のメインテナンスがとても重要です。術後は、メインテナンスでインプラントや噛み合わせ状態のチェックをしたり、歯のクリーニングをし、快適な状態に保ちます。

  • 06

    安全・安心の保証

    インプラントを入れた後、万が一のトラブルに備えて安心の保証制度を設けています。

当院のインプラント治療の流れ

  • Step01

    検査・診断・治療計画

    歯周病の検査と、正確なCT診断を行い、治療計画を立案します。歯周病がある場合は、歯周病治療を終えてからのインプラント手術になります。
  • Step02

    1回目の手術

    1回目の手術で、インプラントを顎の骨に埋め込みます。埋め込んだ後、歯ぐきを閉じてインプラントと骨が結合するのを待ちます。
    ※上顎:インプラントと骨が結合するまでに、約3~4ヶ月程かかります。
    ※下顎:インプラントと骨が結合するまでに、約2~3ヶ月程かかります。
  • Step03

    2回目の手術

    骨とインプラント体が結合した後、2回目の手術でアバットメント(インプラント土台)を取り付けます。
  • Step04

    型どり

    人工歯を作製するための型どりをします。
  • Step05

    人工歯をセット

    製作した人工歯をインプラントの上にセットします。
  • Step06

    メインテナンス

    インプラントを長持ちさせるために定期的にメインテナンスを行い、清掃状態や噛み合わせのチェックを行います。

オールセラミック(審美歯科)

審美歯科は、歯の形や色など歯の美しさを重視する治療です。バランスの取れた口元になり、お顔全体が若々しく美しい印象になります。当院の審美歯科では、審美面に加えて機能面を考えた治療を提供いたします。

セラミック治療で若々しく
美しい口元に

患者様の相談で最も多いのは、「金属の歯を白くて美しい歯に変えたい」というご要望です。セラミックの被せ物や詰め物に変えると、歯の色は白く美しくなります。匠の技を持つ技工士と、細部にこだわった治療で、口元をより一層美しく引き立てるセラミック治療をご提案いたします。

当院のこだわりの審美歯科治療

  • 01

    歯ぐきの状態を整える

    審美歯科治療で美しい状態に仕上げるには、口腔内の状態が関わってきます。歯周病などがあると、せっかくキレイな被せ物を入れても、見た目が悪くなったり歯ぐきが下がってきたりします。歯ぐきの状態が悪い場合は、歯のクリーニングや歯周病治療をしてから詰め物や被せ物(技工物)を装着します。クリーニングをすることで、歯ぐきの状態が引き締まり、被せ物と歯ぐきの間に隙間がなくなります。ぴったり装着できるので、見た目もキレイに仕上がります。

  • 02

    細部にまでこだわった治療

    当院では目に見えない部分だからこそ、より丁寧で緻密に処置をします。すべてのドクターが、基本に忠実な治療を心がけていますので、審美性・機能性を兼ね備えた、長持ちする歯を作ります。

  • 03

    ホワイトニングでトータル的な
    白さをご提案

    お口全体を白くて美しい歯にしたい方は、被せ物を入れる前にホワイトニングをご提案します。被せ物はホワイトニングでは白くはならないので、被せ物を入れた後にホワイトニングをすると、歯の色のバランスが崩れて、被せ物だけが浮き立ってしまいます。ホワイトニングを先にしておくと、白くなった歯に合わせて被せ物の色を調整できるので、口元全体が調和の取れた白さになります。

  • 04

    三位一体の匠技の技工物

    当院で提供する技工物は完成度が高く、装着すると「ぴったりかみ合う」と、患者様からも好評をいただいています。その秘密は、技工士による匠の技とドクターの技術、そしてスタッフの石膏技術による連携です。この三つの技のコラボにより、完成度の高い技工物に仕上がります。

当院の審美歯科メニュー

当院ではイーマックスやジルコニアなど、丈夫で綺麗なセラミック素材を取り揃えています。歯の状態によっては治療が難しい場合もあります。その場合は別の治療法をご提案いたします。

ジルコニア

主に奥歯(大臼歯)に使用します。強度や耐久性に優れていて、奥歯やブリッジ、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方にも適しています。金属を一切使わないので、金属アレルギーの方でも安心してお使いいただけます。汚れが付着しにくいので虫歯や歯周病になりにくく、歯を長持ちさせることができます。

イーマックス

ジルコニアと並んで注目を集めているオールセラミック素材です。人工歯全体がセラミックでできているので透明感に優れ、天然の歯に近い白さを再現できます。汚れが付着しにくいので虫歯や歯周病になりにくく、歯を長持ちさせることができます。金属を一切使わないので、金属アレルギーのある方でも安心してお使いいただけます。

ジルコニアとイーマックスの簡単な比較
硬さ
ジルコニア > イーマックス
美しさ
ジルコニア < イーマックス

ホワイトニング

口元を若々しく魅せる、
ホワイトニング

歯の黄ばみやクスミは年齢よりも老けた印象を与えてしまい、悩んでいる方も多くいらっしゃいます。「歯を白くして若々しさを取り戻したいけど、歯を削ったり、歯にダメージを与えるような治療はしたくない。」そんな方に相応しい治療がホワイトニングです。
ホワイトニングはお薬を塗って歯を白くする治療法で、削らずにできるので歯を痛める心配がありません。
当院では2種類のホワイトニングを用意し、患者様のニーズに合わせたホワイトニングをご提供しています。歯の黄ばみやクスミでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

当院のホワイトニングの特徴

ホワイトニングコーディネーターがアドバイスします

当院の歯科衛生士は、日本歯科審美学会の認定する、ホワイトニングコーディネーターの資格を取得しています。

ホワイトニングについての知識が豊富で、ホワイトニングの種類や治療を受けるタイミングなどを詳しく説明し、患者様のお口の状態に合った、ホワイトニング法をご提案しています。ホワイトニングコーディネーターが適切なアドバイスをいたしますので、お気軽にご相談ください。

ホワイトニングコーディネーターとは

ホワイトニングコーディネーターは、2006年に日本歯科審美学会が設けた歯科衛生士の認定資格です。ホワイトニングの正しい知識と技術を持ち、適切なアドバイスと処置ができる人材の育成を目的として、この資格を設けました。2016年3月現在、全国で10,000名が取得しています。

比較写真で、白さの変化を実感

ホームホワイトニングは、ゆっくり白くなっていくためご自分では色の変化に気づかないことがあります。当院では、ホワイトニング前後に口腔内写真を撮り、両方をお見せしています。前後を比較して見ることで色の変化がはっきりわかり、ホワイトニング効果を実感していただけます。

【スピードホームホワイトニング】
1日15分~白い歯を目指せます!

通常のホームホワイトニングでは、期間がかかり過ぎ!もっと早く歯を白くしたい!そんな方におすすめのホワイトニングが、スピードホームホワイトニングです。

治療方法は、専用のトレー(マウスピース)を作り、その中にホワイトニングジェルを入れてお口に装着するだけです。ホームホワイトニングと同じ方法ですが、違っているのはホワイトニングジェルの種類と装着時間です。ホワイトニングジェルを入れた専用トレーを、1日15分装着するだけで、数週間で綺麗な白い歯を目指せます。

急いで歯を白くしたい方や、忙しくて1日2時間取れない方にはおすすめのホワイトニング法です。ただし、歯質が弱い方や歯ぐきが敏感な方は、ホワイトニングジェルの刺激が少し強いので、ホームホワイトニングをおすすめしています。

通常のホームホワイトニングとスピードホームホワイトニングの比較
通常のホームホワイトニング スピードホームホワイトニング
1日1回
2時間マウスピースを装着(2週間程度)
1日1回
15~30分(1週間程度)
スピードホームホワイトニングのメリット
  • Point01

    ホワイトニング時間が1日15分

  • Point02

    自宅でマイペースにできる

  • Point03

    数週間で歯が白くなる

<スピードホームホワイトニングが適さない方>

  • 歯質が弱い方
  • 歯ぐきが敏感な方

スピードホームホワイトニングについて

■ホームホワイトニングは歯の型を取ってホワイトニング用のマウスピースを作り、その中にホワイトニングジェルを入れてご自宅で白くする方法です。

【キット内容】
・ホワイトニングジェル 4本
(約14日間分)
・マウスピース(上下)
・トレーケース 1個

一式 価格(税込)
国産(ホワイトニング/通常) 30,500円
海外産(スピードホワイトニング) 35,200円

■キットを既にお持ちの方に、さらに続けたい方にジェルのみを販売しております。
【キット内容】ホームホワイトニング追加ジェル 4本

ジェルのみ 価格(税込)
国産(ホワイトニング/通常) 11,000円
海外産(スピードホワイトニング) 13,200円
その他 価格(税込)
マウスピース 6,600円
歯肉漂白 6,600円

当院のホワイトニング治療の流れ

  • Step01

    カウンセリング・型取り

    まずは歯の状態をみて、ホワイトニングの効果が出やすいか診ていきます。 手順と料金の説明をして、ホワイトニング用マウスピースを作るため、歯の型取りをします。1時間後にはホワイトニング用ジェルとマウスピースをセットでお渡しできます。
  • Step02

    歯の色(シェード)ホワイトニング前診査

    ホワイトニングを行う前の歯の色をシェードガイドで診査します。
  • Step03

    クリーニング・ホワイトニングキットお渡し

    歯全体のクリーニングを行います。その後ホワイトニングの手順、注意事項をご説明してから、ホワイトニングキットをお渡しします。
  • Step04

    歯の色(シェード)ホワイトニング後診査

    ホワイトニング後の歯の色をシェードガイドで診査します。
  • Step05

    クリーニング・ミネラルパック

    ホワイトニング後のケアとして、歯にミネラルを補うMIペースト塗布をおすすめしています。
  • Step06

    メインテナンス

    ホワイトニングを長持ちさせるために定期的にメインテナンスを行い、清掃状態や噛み合わせのチェックを行います。